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世界の4大宗教であるヒンドゥー教、仏教、キリスト教、イスラム教が全部そろって共存しているのがインドネシア共和国です。
そしてインドネシアは世界最大のイスラム人口をもつイスラム教圏でもあります。
異なる宗教のその国における中心の建物が一枚の写真に入る位置にあることはインドネシアの宗教事情を雄弁に物語っています。
「宗教の寛容が言うべくしてどれほど難しいかは世界の紛糾する民族問題≒宗教問題であることからも明らかであろう。インドネシアは9割近くがイスラム教徒であるにもかかわらず世俗国家として独立した、憲法で宗教の自由が保証されている。
ただし公認宗教はイスラム教徒、プロテスタント、カトリック、ヒンドゥー教、仏教の5宗教に限られている。
ジャワ人のクバティナンは宗教でなく信仰として認められているのは政治的解決である。
従って宗教と信仰と何が異なるかはインドネシア人にもよく分からない。中国人の儒教や道教は認められていないがインドネシアが経済復興のため華人の要望を取り入れる場合は何らかの緩和処置が講じられるかもしれない。
インドネシアの歴史を検証するに宗教対立をめぐる殺戮はなかったのではないか。あっても規模は小さかった。
プランバナンの遺跡に見るようにヒンドゥー教と仏教は共存していた。16世紀以降、イスラム教が列島を席巻した際もイスラム教はヒンドゥー教を完全に壊滅したわけでない。ヒンドゥー文化を吸収する形でイスラム教自体が変質した。どうしてもイスラム教に馴染めないヒンドゥー教ゆかりの人はバリ島へ逃げただけである。
スハルト体制崩壊後、イスラム教とキリスト教の宗教対立がインドネシアの統一をも揺るがしかねない問題になった。危険なイスラム教に変質しつつある。」
【著者:大槻重之、インドネシア専科より】
バリ島はイスラム教伝来以前のヒンドゥ教をバリ古来の土着信仰と融合したバリ・ヒンドゥー教を信仰し、それは日常生活にも密接に関わっています。 バリ島を訪れる旅行者は彼らの宗教的なタブーに触れないように注意しそこで生活する人々のタブーを無視してはならないということです。
旅行者がその国を訪れる最小のマナーは旅の安全にも通じるものです。
(1)バリ・ヒンドゥー教では子供の頭には精励が宿ると考えられていますので、
日本的な 感覚で撫でないで。
(2)左手は不浄の手とされています、左手で物の受け渡しをしないで。
(3)観光中、ヒンドゥー教寺院(イスラム寺院も同様)ノースリーブやショート
パンツでの参拝は禁止です。
人に怒りを表すことは悪いことと考える彼らとは、貴方が感じた多少の失礼も穏やかな姿勢で接してください。
彼らの言葉を多少でも学んでその国を訪れるなら彼らの優しさがわかるはずです。
バリ島は彼らが長年住んで生活しそして彼らが敬う神々がすむ島なのです。
日本とは習慣も考え方も異なることを念頭においてバリ島旅行を楽しんで下さい。
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