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東南アジアには乾季と雨季の2シーズン若しくは暑季を入れた3シーズンがあります。
我が日本は春夏秋冬の四季があり6月の年間をとおして降水量のもっとも多い時期を梅雨と呼びますが、これも日本の雨季であり、つまりは雨が多く降る時期を雨季と呼んでいます。
しかし、東南アジアの雨季と日本の梅雨時期は状況が異なる事を旅行者は考慮する必要があります。
東南アジアの国々では長い乾季が終わり、待望の恵みの雨が降る雨季がやって来ると、動物たちも活動的になり植物は、いっせいに緑を取り戻して生き生きと生育する時期で、まさに命の雨の到来する季節です。
その意味では躍動的な素晴らしい季節なのです。しかし観光旅行となると疑問がでてくるのです。
一部の旅行者の雨季の表現として・・・
雨季の中で人々の暮らしを観察するとおもしろい?
雨季といっても毎日雨が降るわけではない?
乾季より日ざしが弱く快適で日焼けしない?
雨垂れの音がロマンチック?
・・・など雨季を肯定する人々はそれなりにいるようですが、しかし、この地域の雨季と日本の梅雨時期とは衛生面で格段の相違があることを考えねばなりません、環境の異なる地域にまして日照時間の僅少な雨季に旅行することは、極力避ける事が賢明な判断と思います。
さらにもっとも深刻な問題は、その土地に流行する伝染病や、多くの風土病がもっとも繁殖する季節だからです。
そして我々日本人は、この土地の病気の免疫も抵抗力もなく無防備だからです。
これは決してこれらの国々を蔑視することではなく、現状を確実に把握して行動をおこすべきで、観光旅行に訪れて病気に(それも重症な風土病:黄色ブドウ球菌など)感染することは避けねばならないでしょう。
また、雨季・乾季の別なく蚊により媒介されるマラリアやデング熱はとても危険な病気です、少なくとも、この地を旅する時は、たとえ超一流のホテルに滞在する場合も蚊取り線香を持参するくらいの用心が必要です。
さらに雨季には毎年、赤痢、コレラが蔓延し、感染して帰国する旅行者も多いこの地域への不急、不要の観光旅行は絶対に避けるべきだと思いますし、この地に観光旅行を計画する人々に注意喚起するべきは我々旅行業者の責務に違いありません。
憧れて出かけた楽園バリ島なのに、連日雨に降られ、空も海も鉛色では、がっかりです、おまけに病気になって日本に戻ってくるなんて事は最悪のシナリオですが無計画な旅行にはこんな落ちまでついてくるものです。時期を間違えたバリ島への観光旅行には「楽園はない」と言うことです。
特に、食品関係に従事されている方は、感染されると自宅や勤務先まで検疫を受け予想外の状況に発展する事が想定されます、特に、抵抗力の無いお子様と年配者のこの時期(正月期間)の観光旅行も謹んで下さい。
それでも雨季のバリ島へ行かねばならない人への必需品と厳禁事項。
- 除菌テッシュ
- ミューズ石鹸(手洗い励行)
- 紙コップ
- うがい薬(うがい励行)
- 虫よけ(塗り薬)
- 日本製香取線香
- 常備薬(正露丸、風邪、胃、バファリン)
- 携行薬(ストロカイン(強力下痢止)
- 日本製ミネラルウオーター(飲料用約2L)
- 屋台、及び現地個人食堂での飲食は控える
- ホテルでも生野菜や非加熱の食事はしない(アイスコ-ヒ-等の氷も禁止)
- 海外旅行傷害保険の加入(疾病、傷害セット保険)
| 主な国名 |
主な地域 |
雨季 |
| インドネシア |
バリ島、ジャワ島、スマトラ、スラウエシ、カリマンタン |
10月〜4月頃 |
| タイ国 |
プーケット、バンコク、チェンマイ、 |
5月〜10頃 |
| ベトナム |
ホーチミン |
5月〜10頃 |
| シンガポール |
シンガポール |
11月〜1月頃 |
| マレーシア |
マレー半島東海岸,東マレーシア |
11月〜2月頃 |
| 上記の国を抜粋枠に記載しましたが、その他地区はご確認下さい。 |
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